忘れられないあの日
今日は
娘の誕生日
冬から春へ
うつりゆく季節の中で
予定日通りに
産まれてきてくれたのが
わが娘です。
先日 スマイル塾で
受講生さんが言葉にしてくれたこと
「子育ての事は忘れるけれど、出産のときの事は忘れない」
もうすぐ会える
この手に抱きしめられる
と
痛くても
歯を食いしばって
痛みに耐え
持っている以上の力をだして
頑張った日
そんな日なのに
わたしは
学校に行く前の娘と
喧嘩しちゃいました。
腹が立ちました。
自分の事なのに
わたしのせいにしてきた娘を
だまって睨みつけました。
私の目が
恐ろしくて
言葉を飲み込み
さっさと学校に行ってしまった娘
一部始終を見ていた息子
私:「腹立つ」
息子:「知ってる」
私:「むかつく」
息子:「わかってる」
私:「くっそ~と思ってる」
息子:「もっともやとおもう」
私:「イライラして 文句言ってる」
息子:「聴いてる」
息子のお陰で
すっきりしました。
思春期になった娘は
立派に反抗できる子に
育ったんだと
思えたのは
息子が
私の言葉をさえぎらず
聴いてくれたおかげです。
私は
今日という日に
心から
娘を受けとめたくて
娘に届けるために
手紙を書く事にしました。
いろいろ書いても
また親の私からの注文と
とられてしまうのも
嫌だから
素直な気持ちで
娘のいいところを
50個
見つけてみようと思いました。
途中
愛犬チロルとお散歩をしながら
「娘のよいところってどんなところだろう?」
と
独り言をいいながら
見つけるたびに
「たしかに・・・」と
口ずさみながら
お土産をいっぱい抱えて
帰りました。
ついつい
いろんなことを要求する目になってしまい
口うるさくなりがちですが
でも こうやってみつけると
もう十分すぎるほど
いいところはあり
何よりも
ここに健康にいてくれることだけで
ありがたいと思えます。
あの日
かけがえのない命を預かり
共に歩んできた道の途中で
思春期という時代がやってきたこともまた
親冥利につきます。
どんなときも
あなたの味方ですよ
と
今日はひとこと
手紙に書きたいなと
思いました。
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